中国代表は14日、ジュネーブで開かれた世界貿易機構(WTO)貨物貿易理事会会議で中国に対する反ダンピング代替国制度の適用を期日通りに中止するよう呼びかけました。
14日の会議で、中国の代表は「『中国のWTO加盟議定書』第15条に従い、WTO加盟国は中国からの輸出品のダンピング マージン算定に関しては特別方式を採用、つまり反ダンピング調査の進行中において、中国製品について、実際のコストデータを根拠とせず、代替国データをもとにした計算法を適用する。その代替国制度の適用は2016年12月11日に中止すると定められている。WTO加盟国は第15条の義務を厳格に履行し、期日どおりに中止し、多角貿易体制の権威性と厳粛さを保つよう」促しました。
(中国国際放送局)
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