沙渓は雲南省剣川の南西部にある。沙渓古鎮は本物の古鎮であり、昔ながらの古く味わい深い建築の姿を、今なお留めている。古い寺、劇舞台、商店、宿。古く赤い石畳の街道。古い樹、路地、門……。
沙渓古鎮は数千年の歴史を持ち、2400年以上前の春秋戦国期にまでさかのぼることができる。鼇峰山古墳群や沙渓の東にある華叢山銅鉱山遺跡は、紀元前400年以上前のものと考証されている。沙渓はかつて、黒惠江を中心に栄えた青銅精錬制作基地であり、当地の人々は高い青銅精錬技術を持っていた。雲南青銅文化の発生地の1つである。
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