北京時間の5日午前、5年間の飛行を経た木星探査機「ジュノー」が木星の周回軌道に入り、人類史上で最も深いレベルでの木星観測を開始した。科技日報が伝えた。
火星探査は近年、各国の宇宙事業のホットなテーマになっている。宇宙専門家、宇宙情報誌「国際太空」執行編集長の■之浩(■はまだれに龍)氏によると、火星と木星の間には大きな相違点がある。火星と地球との距離は最短で約5500万キロだが、最長で4億キロ以上になる。木星はさらに遠く、地球から6億4000万キロから9億3000万キロ離れている。また、火星は岩でできた星で、衛星が2つしかない。木星はガスの惑星で、太陽系内で初めて形成された惑星だ。その成分は太陽に似ており、すでに発見されている衛星だけでも68個に達するため、「小型太陽系」と呼ばれている。■氏は、「木星探査は太陽系の理解を深めるのに役立つ」と述べた。
木星探査には重大な意義があるため、中国人科学者はすでに出版されている「2016 30年宇宙科学計画研究報告書」の中でも、木星探査計画を提出している。
同計画の基本的な科学目標には、木星磁気圏構造、エウロパの大気模型、エウロパ表面の氷床の形状と厚さ、金星 地球 木星間の太陽風構造の研究が含まれている。
(人民網日本語版)
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