新華網ニコシア6月13日 (記者/張章)劉昕生在キプロス中国大使は11日、『キプロス・ポスト(Cyprus Post)』に『南中国海問題についての歴史の真実』と題する署名入りの文章を発表し、南中国海問題の由来を現地の読者に紹介し、南中国海問題における中国政府の原則的立場を詳しく伝えた。
劉大使は文章の中で次のように伝えている。最近の一時期、南中国海問題が国際社会の注目をひきつけている。一部の国は基本的な歴史事実を顧みず、南中国海問題をわざと誇張し、彼らは南中国海の主権問題で大いに騒ぎ立てているが、中国の善意に対しては見て見ぬふりをしている。
中国人民は自由平等、公平正義が大切であるということをよく知っている。中国は国際関係において覇権主義に一貫して反対し、公平正義の維持を堅持しており、自分が不公平な目に遭ってもそれを他国に無理に押し付けたことはなく、今後も絶対にあり得ない。
中国は国際法の要求に基づき、南中国海の航海と飛行の自由に引き続き取り組んでいく。中国は直接関連する各当事者とのトラブルを最大限の善意で処理し、二国間協議や交渉を通じてソリューションを探し求め、ASEAN諸国と共に、『南中国海各側行動宣言』の枠組み内で推し進められた「南海行為準則」についての協議を全面的且つ効果的に実行し、南中国海の平和と安定を維持することを望んでいる。
(新華社より)
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