新華網ロサンゼルス6月13日(記者/薛穎)米国で初めて高速鉄道建設を担当するカリフォルニア州高速鉄道局はこのほど、米国はカリフォルニア州の高速鉄道プロジェクトで中国と打ち合わせを行い、米国のエクスプレスウエストが中国企業との協力を一方的に終了した件から影響は受けないことを明らかにした。
カリフォルニア州高速鉄道局新聞部門の関係者は、新華社記者の取材に回答した際に「エクスプレスウエストに関する記事はカリフォルニア州高速鉄道プロジェクトに何も影響しない。」と述べた。
カリフォルニア州高速鉄道局の関係者は今年以降にカリフォルニア州高速鉄道プロジェクトは大きく進展し、路線は現在、約190キロの土木建設プロジェクトが着工したと述べた。
昨年にカリフォルニア州高速鉄道局は、サンフランシスコからロサンゼルスの一期プロジェクト初期運営区間の建設プランについて米国とその他の国の企業の意見と提言を募集した。これに対し、中国高速鉄道を含む36の企業、又は企業連合体が反応を示した。
カリフォルニア州高速鉄道局は公開入札を開始していないが、同機関の多数の高官が中国の高速鉄道建設の能力を十分に賞賛し、中国企業の応札を歓迎した。
交通分野の建設背景がないエクスプレスウエストはこのほど、中国鉄道国際公司米国公司との高速客車鉄道を建造するために合弁企業を設立するすべての活動を中止する公告を発表した。資料によると、同社の米国連邦政府への55億ドルの融資申請は、2013年に米国運輸省に無期限で棚上げされた。この状況で、カリフォルニア州高速鉄道プロジェクトが安定して進行するならば、米国の初の高速鉄道路線になる可能性が高い。
(新華社より)
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