風邪を引いた時や体調が悪い時、あるいは食欲がわかない時、なにを食べるべきか。体にやさしい料理は国ごとに異なる。韓国「ソウル新聞」は先ごろ、アメリカの旅行サイト「whenonearth.net」の記事を引用しながら、世界の「体に優しい料理」トップ15を紹介した。
1.Khichdi(インド、パキスタン)
米と豆を煮て粥のようにした料理。インドのバターや練乳を入れて食べる。
2.Marmite on toast(南アフリカ)
ビール酵母を使って発酵させる。黒いゼリーに似た発酵食品で、ビタミンBをはじめ、多くのビタミンや栄養素が含まれる。
3.Pastina(イタリア)
パスタの一種で、形状が小さく多様。西洋式粥に入れ、煮て食べる。
4.湯麺(中国)
湯麺は、麺をスープに入れて食べる料理の総称である。栄養が豊富で、スープには野菜や卵を入れても良い。
5.Fish porridge(シンガポール)
魚を薄く切り、生姜と一緒に粥の中に入れる。醤油や胡椒、ネギ、油でいためた玉ねぎを入れると美味しい。
6.Rourou(フィジー)
サツマイモの葉をココナッツミルクの中に入れて煮たスープ。サツマイモの葉をはじめとする緑食野菜で、体に必要な栄養分を補充する。
7.お粥(日本)
米と水で煮た日本式の粥。病気になった人専用の料理で、梅干しなどを入れて栄養を高める。
8.Arroz Caldo(フィリピン)
鶏肉、生姜、ニンニク、玉ねぎなどが入ったフィリピン式の鶏肉粥。韓国の参鶏湯と似ているが、調味料が異なることから味もかなり違う。
9.Bilberry(フィンランド)
フィンランドの森に多く見られるコケモモの木。フィンランド人は伝統的にコケモモの実で様々な病気を治療してきた。心臓病や大腸がん、消化系統の病気の予防などに効果があるという。
10.Cauliflower soup(ノルウェー)
カリフラワーの中には大量のビタミンCやカロチン、植物繊維、抗酸化物質が含まれる。特にビタミンCは、加熱しても流失しにくく、スープにするのに適している。
11.Chicken noodle soup(アメリカ)
麺の入ったチキンスープは、アメリカ人が風邪を引いた時や体調の悪い時によく食べる料理だ。
12.Ginger ale(アメリカ、カナダ)
生姜の入った炭酸飲料で、ノンアルコール。生姜は体を温め、消化機能を向上させる。お腹を壊した時や、のどが痛い時などに効果がある。
12.ボルシチ(ロシア、東欧諸国)
赤や紫の野菜を主材料する。ビタミンや植物繊維が豊富で、微量のマグネシウムやカリウムなども含まれる。
14.Vegemite on toast(オーストラリア)
ベジマイトと塩、野菜汁、酵母から作られたクリーム状のソース。オーストラリアで人気の発酵食品で、風邪の治療に効果がある。
15.Menudo(メキシコ)
西洋式スープにチリペッパー、牛肉と内蔵を入れて煮たスープ。酔い冷ましや二日酔いにとても効果がある。
(チャイナネット)
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