一部の親は、子供の命名に非常に苦心する。「皆と一緒はイヤ」という風潮が強い今の時代は、服のデザインにも個性を追い求める傾向があり、命名も例外ではない。5月から、山西省警察は、省民が新生児の名前を付ける上での便宜を図る目的で、「同性同名情報検索サービス」を無料で提供し始めた。生まれてくる赤ちゃんの名前候補が「ありきたり」か否かが知りたければ、ネットで同サイトにアクセスすれば直ちに知ることができる。山西晩報が伝えた。
山西省公安庁は4月19日、記者会見を開催し、「公共サービスの流れを簡略化・合理化し、市民の手続き・創業プロセスを便利化するための24項目の措置」を発表した。この中でも最大の目玉は、新生児に名前を付ける親のために提供される「同姓同名情報検索サービス」だ。
同姓同名検索システムの具体的な使い方は、赤ちゃんの名前候補と自分の携帯電話番号を該当欄に入力し、自分が住む地区や都市を選んでクリックするだけだ。必要情報を提出して、約3分後には、携帯にショートメッセージが入り、省内で赤ちゃんの名前候補と同じ名前の人がどれくらいいるかについての情報を得ることができる。
ためしに記者が「高富帥(長身でお金持ちのイケメン)」「白富美(色白でお金持ちの美女)」および「張三(張氏の三男)」「李四(李氏の四男)」という2組の名前を検索してみた(注:張三李四は中国でありふれた平凡な人のたとえ)。データによると、山西省には4人の「高富帥」と1人の「白富美」がおり、「張三」は173人、「李四」は84人だった。
(人民網日本語版)
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