日本福建経済文化促進会の会長を務める福建省出身の陳秀姐さんは、日本滞在歴が20年以上に上る。陳さんはこのほど、数十人の在日華僑・華人らと共に、お菓子などの支援物資を積み込んだ2台のトラックで東京を出発、熊本に夜通しで駆けつけ、被災地の2つの小学校で避難生活を送る200人あまりの子供たちや教師を慰問した。
陳さんらは物資を届けただけでなく、川劇(四川劇)の変面のパフォーマンスも披露。さらに書道の練習をしたり、ひまわりの絵を描いたりと、子供たちはとても楽しい時間を過ごした。
日本福建経済文化促進会が熊本の被災地を訪れるのは今回が2回目となる。熊本県では先月14日にマグニチュード6.5の浅発地震が発生した。促進会の華僑・華人は地震発生後すぐに、大小の余震が続く中、車で被災地に駆けつけた。
陳さんは「次の世代の青少年たちの交流が頻繁になることを望む。私たち促進会が微力ながら中国人を代表し、温かい思いやりの気持ちを届けられればと思う」と語った。
(人民網日本語版)
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