写真はネットより
「ニューヨークタイムズ」の元記者である李競氏と仲間らはアメリカ風中華料理 左宗棠鶏の起源をたどるドキュメンタリーを制作した。「ワシントンポスト」の報道によると、米国には約5万軒という、数多くの中華料理レストランがある。李氏によると、米国の中華料理レストランの数は、マクドナルドやバーガーキング、ケンタッキー、ウェンディーズを足した数よりも多い。中国新聞網が米国の僑報網の報道を引用して報じた。
米国の中華料理店の「料理」だけでなく、「店名」を分析しても非常におもしろい。
米国では、米国人が好きな料理を提供していない中華料理レストランが人気になることはちろんない。そして、聞きなれない店名の中華料理レストランでも人気になることはない。
米国では、中華料理レストランに「ゴールデンドラゴンビュッフェ」というような店名をつけるのが好きだ。中華料理レストランの店名が西洋風でありすぎても、中華料理を食べたいと思う人には魅力が欠けてしまうのだ。
米国の中華料理レストランの特徴を探ろうと、「ワシントンポスト」の記者2人は、約4万軒の中華料理レストランの店名を提供している米国サイト「Yelp」のデータを分析した結果、幾つかの特徴にたどりついた。
分析によると、中華料理レストランの店名で、最も多く使われているのは、「レストラン」、「チャイナ」、「チャイニーズ」などで、約1万5千軒が使っていた。
人気中華料理レストランチェーン・パンダエクスプレスの影響もあり、「エクスプレス」というワードも人気があり、3000軒以上が使用しているほか、2495軒が「パンダ」というワードを盛り込んでいた。
広東語の「ウォック」(鍋)のほか、「ガーデン」、「ハウス」、「キッチン」なども人気だ。
また、「ニュー」と「オールド」には大きな差があるのはおもしろい。「ニュー」が約1500軒の11位に付けているのに対し、「オールド」は31軒にとどまっている。後者の場合「オールド北京」や「オールド四川」が多い。
「色」で最も人気だったのは「ゴールド」で、1238軒が使用していた。動物では、「ドラゴン」が「パンダ」に次いで多かった。
(人民網日本語版)
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