新華網ワシントン4月12日 米国メディアの報道によると、主要7カ国(G7)外相会合が10日、日本の広島で開幕し、米国のケリー国務長官は会期中に広島の平和記念公園を見学するが、米国が第二次世界大戦中に原子爆弾を投下して広島を爆撃したことについて、公式な謝罪は行わない。
ケリー国務長官は、広島を訪れる最初の米国の在任中の国務長官となる。ケリー国務長官の今回の訪問は、米国のオバマ大統領が今年5月、日本で主要7カ国(G7)首脳会議に出席する準備を行うための訪問ともみなされている。ケリー国務長官の訪日前に、あるメディアは同長官が米国政府を代表し、第二次世界大戦中に原子爆弾を投下し、広島を爆撃したことに対し謝罪するのではないかと推測していた。
ケリー国務長官に同行して日本を訪問した米国政府の高官は、関連報道についてメディアに質問された際に、「国務長官が広島で謝罪するかどうかを問うならば、答えはノーだ。国務長官と私がすべての米国人と日本人がこの悲劇に対し悲痛な気持ちで一杯だと考えているかどうかについて問うならば、答えはイエスだ。」と回答した。
(新華社より)
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