韓国保健福祉部は9日、4月1日から韓国で整形手術および皮膚科治療を受けた外国人観光客は出国時に付加価値税還金を受けることができるようになると発表した。
韓国聯合ニュースによると、この制度の実施期間は2016年4月1日から17年3月31日までの1年間となる。期間中、韓国で整形手術および皮膚科治療を受けた外国人観光客は、医療機関が発行した「医療用役供給確認書」を3ヶ月以内に空港の「還金窓口運営事業者」に提出し、付加価値税の還金手続きを行うことができる。還金窓口のない空港から出国する場合は、空港内の回収箱に「医療用役供給確認書」を提出する。
韓国毎日放送によると、これは韓国で医療サービスを受ける外国人観光客を引き込むための制度で、整形手術および皮膚科治療を受けた外国人観光客は出国時に10%の付加価値税還金を受け取ることができる。
韓国聯合ニュースは同日、「ソウル医療観光サービス所」が地下鉄4号線「明洞駅」前にできたことを伝えた。このサービス所には韓国保健産業新興院の「医療韓国情報センター」などの機関が入り、各機関と情報共有 提携し外国人患者に医療情報を提供する。ソウル市政府はサービス所に英語、中国語、日本語などができる専門のアドバイザーを派遣し、外国人患者に外国語での医療機関と医療観光に関する情報や翻訳サービスを提供する。
(チャイナネット)
関連記事:
中国国内での「爆買い」をいかに復活させるか? 全人代で熱い議論