津波で壊れた建物を見上げる人々(岩手県陸前高田市で3月6日撮影) 新華社記者 顔亮 撮
日本は11日、2011年3月11日に発生した大地震と大津波から5周年の記念日を迎える。だが被災地の再建は遅々として進んでいない。統計によると、帰る土地が一時的にないことや公営賃貸住宅の建設の遅れから、被災した岩手県と宮城県、福島県の3県では1月末時点でまだ約5万9千人がプレハブ仮設住宅に住んでいる。家を失った被災者のうち2人に1人がまだ最終的な落ち着き先を見つけていないこととなる。「読売新聞」がこのほど福島 宮城 岩手3県の被災者500人に対して行ったアンケート調査によると、復興の進み具合が「予想より遅い」という人は75%にのぼっている。
関連記事: