2日間の日程で開催された第二回新潟春節祭は14日に閉幕しました。今年は7万人にも上る観光客が祭りを訪れ、中国文化を体験しました。2年連続で現場へ駆けつけた新潟県の泉田裕彦知事は、「春節祭はもう地元新潟の風物詩となった」と喜びの声を上げていました。また、同日に福岡県で行われた春節祭も円満に閉幕を迎えました。
日本では旧暦を採用しなくなったのは1世紀前のことです。春節の風習は少なからず新暦にも残されていますが、正式な春節はすっかりと影を潜めています。日本において歴史を持つ中華街である港町の横浜や神戸、長崎などでは、地元の華僑華人社会で、いまなお伝統的な春節を守っていますが、春節が再び日本に登場したのはここ数年のことです。
調査によりますと、現在日本の地方都市の中で、春節の時期に「春節祭」と冠してイベントを開催したのは、福岡、大分、大阪、神戸、名古屋、新潟などがあります。春節の風は、今日本の地方都市から東京に吹いてきています。今年、東京都内で初開催された中国祭(チャイナフェスティバル)は大変人気を博しました。
春節祭の開催が中日両国民の相互理解と友好的な感情を後押しする懸け橋となり、中日関係の持続的な改善に貢献することを期待しています。
(中国国際放送局)
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