パリで開催中の気候変動会議で現地時間10日午後、新たな協定の草案が発表されたことを受け、外務省の華春瑩報道官は11日の記者会見で、「草案を歓迎する」としたうえで、「発展途上国として、中国は、今回の会議で大志と実効性ある、均衡的な合意に達することを一貫して支持しており、会議の成功に向け積極的・建設的な役割を果たしている」と述べました。
また、華報道官は「中国は工業化・都市化・近代化の過程にあり、経済の成長や貧困撲滅、民生の改善、環境保護、気候変動への対応などの面で多くの課題に直面している。気候変動に対応するため、中国はずっと行動しており、その成果は誰の目にもあきらかなものである。また、中国は環境整備に取り組み、環境にやさしい、循環型・低炭素型の発展を推進している」と強調しました。
(中国国際放送局)
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