【新華社北京12月11日】記者が9日商務部から得た情報によると、中国・韓国自由貿易協定(FTA)と中国・オーストラリアFTAが12月20日に同時に発効することになったという。
中韓、中豪の双方は、それぞれ『中華人民共和国政府と大韓民国政府の自由貿易協定』と『中華人民共和国とオーストラリア政府の自由貿易協定』が2015年12月20日に正式に発効して1回目の関税引き下げを行い、2016年1月1日に2回目の関税引き下げを行うことを共同で確認した。
中韓、中豪の両国の指導者が協定の交渉プロセスに一貫して高い関心を寄せ、また自らそれを推進し続け、強い政治的望みを何度も表現してきたことは、協定の交渉や発効の業務に対し重要な推進的役割を果たした。
中国・韓国FTAと中国・オーストラリアFTAは中韓両国と中豪両国の経済貿易関係の発展における一つの大事件で、二国間貿易と投資を一層拡大し、貿易の利便化レベルを向上させ、二国間投資の予見性や透明性を促進し、中韓両国と中豪両国との間の貨物、資本、人員といった自由な流動を促進し、業界のためにより便利で、透明且つ公平な貿易と投資環境を創造していく。
協定の発効後、中韓、中豪の二国間の経済貿易協力を深め、各国の経済成長を推進するために力強い原動力を注ぎこみ、中韓の戦略パートナーシップを全面的に高めるために堅固な共通利益の基礎を固め、また中豪の全面的戦略パートナーシップの発展を充実させるために重要な内容を提供していく。
(新華網日本語)
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