【新華社香港12月10日】私営機関の代表により構成された香港とロンドンの人民元業務の発展を推進する国際協力グループが10日、香港で5回目の会議を開催し、協力グループ代表がオフショア人民元業務がこれまでに取得した著しい進展を肯定し、一層の協力の重要性を認め、また香港とロンドンが世界をリードするオフショア人民元センターになるよう発展し続けることで同意した。
協力グループの代表は国際通貨基金(IMF)が近日中に人民元を特別引き出し権(SDR)通貨バスケットへ組み入れる決定をしたことに対し、歓迎の意を示した。彼らはこの決定が人民元を自由利用可能通貨として認め、同時に特別引き出し権の代表性を強め、そして人民元が国際貿易や金融取引通貨とすることに対しての自信を一層向上させ、人民元の国際化のプロセスにより大きな推進力をもたらすものとみなしている。
「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」政策及びアジアインフラ投資銀行(AIIB)のプロジェクトの実施を加速するのに伴い、協力チームのメンバーは中国資本と企業が世界へ進出することによりもたらされたチャンスを積極的に把握してゆくとの見方を示している。香港とロンドンは、中国企業や投資家のニーズを満たすために、企業の財産・資産管理や投資、資産管理、貿易決済及び融資などの業務を含む人民元のサービスを更に向上させる見通しだ。協力チームのメンバーは「一帯一路」政策の推進のもとで、インフラ投資方面のチャンスを十分に把握するだろう。
(新華網日本語)
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