11月10日、長崎中華料理同業協会創立70周年祝賀会が長崎市内で開かれ、鄧偉・中国駐長崎総領事、田上富久・長崎市長、趙弘隆・長崎華僑総会会長、陳優継・長崎中華料理同業協会会長及び協会会員、長崎の各界代表など70人余りが出席した。中国新聞網が伝えた。
鄧偉総領事は挨拶において、飲食文化は中華文化にとって重要な一部であり、また中華文化発揚の重要なルートでもある。長崎の中華料理業界はいち早く長崎に移住した華僑たちによってつくられ、何代にもわたる弛まぬ努力を経て、次第に大きな発展を遂げ、長崎における代表的な産業の一つとなった。さらに多くの長崎の皆さんに現代中国のグルメを理解し、好きになってもらえるよう、華僑各位には中国飲食文化の伝統を礎に、進取の気性をもって引き続き新しいメニューの開発に努めてもらいたいと語った。
田上市長は、長崎の中華料理業界の歴史は長く、特徴的であるとし、「たとえば『ちゃんぽん』などの特色ある料理はすでに長崎市民に幅広く好まれているだけでなく、国内外から長崎への観光客をひきつける重要なブランドとなっている。長崎の中華料理業界は長崎の経済、社会の発展を促進させるだけでなく、長崎の対外交流レベルの向上に重要な役割を果たしている」と語った。
陳優継会長は総領事館及び長崎各界に対し、長年にわたる長崎中華料理業界への支持とサポートに感謝の意を示すとともに、引き続き料理の品質とサービスレベルの向上に努め、中華飲食文化を大いに発揚させていきたいと語った。
長崎中華料理同業協会は1945年に創立し、長崎の主な中華レストランが所属し、長崎の中華料理業界をとりまとめている代表的な協会である。
(人民網日本語版)
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