「中国一寒い地域」の呼中区で外出する市民
大興安嶺呼中区気象台の17日の発表によると、寒気の影響により、大興安嶺地区の最高峰である呼中区大白山観測ステーションで気温がマイナス38.6度を記録した。呼中区の気温もマイナス30度に下がり、今年の冬の最低気温となった。
紹介によると、呼中区は大興安嶺地区の伊勒呼里山の北に位置し、平均標高は800メートル、霜が降りない日はわずか80日しかない。過去最低気温はマイナス53.2度、平均気温はマイナス4.3度、1年のうち30日前後がマイナス40度になり、「中国一寒い地域」と呼ばれている。
17日朝、気温の急低下で寒さを感じた市民は、厚いダウンジャケットを羽織り、帽子とマスクをつけて厳寒対策をした。現地の暖房供給機関は緊急マニュアルを始動させ、石炭使用量を増やし、燃焼負荷を上げ、市民のニーズに応じ暖房の気温を上昇させた。
気象部門によると、呼中区では17日から19日までマイナス30度前後の低気温が続く予想。
(チャイナネット)
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