中国の李克強首相は29日、北京を訪れているドイツのメルケル首相と会談しました。
李首相はメルケル首相と両国関係の重要性を改めて確認した上で、ドイツがEUの主要メンバーとして、中国・EU投資協定交渉、中国・EU自由貿易地域に関する実行可能性調査、人的交流の利便化および中国・EU共同投資基金と相互連結(コネクティビティー)プラットフォームの構築などの分野において積極的な役割を発揮するよう期待を寄せました。
メルケル首相は、両国の現在の協力を良い基盤として、中国側と歩調を合わせて、各レベルの対話と協力を強め、両国関係のより大きな発展を推進していく考えを示しました。
会談で双方は来年に予定される第4回中独政府交渉とサイバースペースに関する協議や、「中国製造2025」とドイツ政府が取り組む「インダストリー4.0」との提携、ネガティブリスト+投資前の内国民待遇を原則とする中国・EU投資協定交渉と中国・EU自由貿易地域に関する実行可能性調査の早期開始などで合意しました。
(中国国際放送局)
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