新華社記者 羅暁光 撮影
第10回中国北京国際文化産業フェアが29日、北京で開幕した。展覧会や説明会、フォーラム、クリエイティブ体験など約100のイベントが北京の展覧会場40カ所以上で開催される。人民日報が報じた。
世界知的所有権機関や欧州連合(EU)、アラブ連盟などの国際組織のほか、ロシア、ハンガリー、ドイツ、フランスなど、40の国・地域の45の代表団、中国の23省(区・市)の代表団が参加する。
北京の北三環東路に位置する中国国際展覧センターのメイン会場では、文化演芸、アニメ・漫画・ゲーム、ラジオ・テレビ・映画、工芸・美術、ニュース・出版、文化財・博物館、クリエイティブデザイン、クリエイティブギフト・アート品、スポーツ・レジャー、文化観光、文化科学技術、文化金融など、文化・クリエイティブ関連の中国国内外の企業1800社以上が新商品や新プロジェクトを展示している。
統計によると、2006年に同フェアが初めて開催されて以降、合わせて数十カ国・地域の300以上の政府機関、業界組織、国際組織のほか、1万社ほどの中国国内外の文化クリエイティブ企業、1千人以上の業界の著名な専門家、学者が参加し、契約総額は5898億元(約11兆2062億円)に達している。
北京市共産党委員会の常務委員、宣伝部長を務める李偉氏は開幕式で、「同フェアはこの10年の間に、北京の文化クリエイティブ産業が初期段階から、育成の時期を経て急速に発展するようになった過程を見てきた。第11次五カ年計画(2006-10年)、第12次五カ年計画(11-15年)の時期の発展を経て、北京の文化クリエイティブ産業の価値は05年の674億1千万元(約1兆2808億円)から、14年の2826億3千万元(約5兆3700億円)に急増。年間平均17.3%のペースで成長し、北京市の国内総生産(GDP)の13.2%を占めるようになった。同数字は過去最多で、文化クリエイティブ産業は北京市の経済において、柱的地位を確固なものとしている」と紹介した。
(文字/人民網日本語版 写真/新華網日本語)
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