【新華社ラサ9月14日】今後5年間に、中国は水利によるチベット(西藏)自治区支援の仕事力を強化し、民生改善を核心とし、生態環境の保護を前提として、水利インフラ整備を加速し、水利の基本的公共サービスを強力に推進する見通しだ。
2020年までに、チベット自治区は節水・給水能力の大幅な向上、農村の水利建設における長足の発展、防災や減災レベルの著しい向上、高原・河川・湖沼の生態への効果的な保護、水利改革と管理の全面的強化といった五つの目標を実現させてゆく。
調査によると、今後5年間に、中国は水利によるチベット自治区支援の一連の措置を講じる見込みで、2020年までに給水能力を新たに5億立方メートル増やし、農村の集中給水の利益を受ける人口の比率を80%に到達させ、農地の有効灌漑面積を新たに50万ムー増やし、灌漑面積を70万ムー改善して、農村の水力発電設備容量を新たに10万キロワット増やす予定だ。また、山津波や氷湖災害の重点的な脅威エリアの監視警報システムはほぼ確立されており、水土流失総合対策面積は新たに1000平方キロメートル増え、県城以上の都市における集中式飲用水水源地の水質基準達成率は100 %に達し、重要な江河水機能区の水質基準達成率は95%以上に達しているという。
過去5年間に、全国の水利システムでは中央政府のチベット水利に対する特別な支援対策が実施され、チベット自治区支援に適合した水利の仕事が全方位的に展開されており、今年の年末までに実施可能な総投資額は228億元と見込まれている。これは2006-2010年の3.26倍にあたり、チベット水利の発展の歴史上、資金投入額の最も大きな5年間になっている。
(新華網日本語)
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