【新華社北京9月14日】世界の重要な金融ハブ(拠点)の一つとして、ドバイ国際金融センターは10日、北京で最新の10年発展計画を発表し、そのうち中国の「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」戦略の地域内での開拓支援がその重要な発展目標となっているという。
ドバイ国際金融センター長官を務めるEssa Kazim氏は北京で記者の取材に応じた際、中国経済の長期的な発展に対し、非常に楽観的に見ている。中国はその今後の最も重要な成長の原動力の一つとなるだろうと語った。
Kazim氏は次のように語った。ドバイ国際金融センターは南南経済回廊内の日増しに活発化してゆく経済活動を通じて、今後の半分近い成長業務を駆動する計画を立てている。これは中国の提起する「一带一路」戦略にぴったり一致し、今後の金融センターにおける成長の潜在力の中で、中国は重要な一極だといえる。現在、多くの中国から来た貨物がドバイ経由で更に乗り継いでアフリカまで行っており、ドバイ国際金融センターも中国による「一带一路」戦略の推進・加速が地域内貿易と投資活動において展開されるのを支援する見通しだ。
「中国市場はチャンスに満ちており、私たちは中国の経済発展の見通しに対しても非常に楽観的に見ています。中国経済の7%の年成長率目標は米国の経済成長率の3倍にあたります。」Kazim氏は、これまで長年にわたって中国は強力な成長をはっきりと示してきた。ドバイ国際金融センターは中国経済と長期的な戦略に対し非常に楽観的な見方をしている、と語った。
(新華網日本語)
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