中国国家統計局が発表した8月の中国社会消費財小売総額は2兆4893億元で、前年同期比の名目伸び率で10.8%、実質伸び率は10.4%増えました。
国家統計局貿易外経局のシニア統計師藺涛氏は、8月の消費財市場は安定を保ちつつ好転傾向にあるとして、次の3点に言及しました。
第1に、日用品や飲食などの伸びが続いている。8月の日用品の売上高は前月比0.3ポイント、飲食は前月比0.2ポイント増加しました。
第2に、新業界や高機能・高品質商品が好調を維持している。中でも、通信機材商品とネット通販は引き続き30%ぐらいの急成長を保ち、小売額の伸びに大きく貢献しています。
第3に、自動車、住宅関連の消費が回復し始めている。8月は、自動車、家電、建築材料、家具などの伸びが、社会消費財小売総額を0.5ポイント以上押し上げました。
(中国国際放送局)
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