サウジアラビアのサルマン国王は12日夜、イスラム教の聖地メッカで起きたクレーン倒壊事故の現場を視察し、事故原因の徹底調査を行い、民衆にきちんと答えを出すよう要求しました。
サルマン国王は「メッカとメジナはイスラム教の聖地だ。聖地でサービスを提供する者として、いかなる不注意も許さない」とした後、病院を訪れ、負傷者を見舞い、一日も早い全治を祈りました。
メッカで11日、大型の工事用クレーンが中心部の聖モスクの建物に倒れ、巡礼者107人が死亡し、200人余りが負傷しました。死亡者のうち、インドネシアとインドからの信者が多かったということです。
(中国国際放送局)
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