北京市では、経済的に困っている自力で生活できない高齢者に対し、政府の補助金を給付する方向で動いている。補助金は介護など各種サービスに使うことができる。市民政局の関連部門は現在、独立評価組織と内部評価部門を募集しており、共同で高齢者の能力評価を検討する。この評価を補助金の根拠とする。このプログラムに投入される予算は6000万元に上ると予測されている。
北京市の高齢者の能力評価と高齢者補助金制度は、財政部 民政部 全国老齢工作委員弁会公室による「経済困窮高齢者などの高齢者に対する健全な補助金制度に関する通知」、「北京市家庭内高齢者介護サービス条例」などの規定の研究に基づき制定される。現在、市民政局と市老齢工作委員会弁公室は、民政部が2013年8月に公布した「高齢者能力評価」を基準にしながら、「北京市介護サービス需要の評価表」を作成済みである。
主に日常生活能力、精神状態、知覚、コミュニケーションと社会参与の4つの面から指標を作り、科学的観点から高齢者の認知障害レベルを軽度、中度、重度に分類する。この評価結果を補助金や各種公共サービスの基礎的根拠とする。
(チャイナネット)
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