【新華社北京9月9日】2015年アモイ国際投資貿易商談会(アモイ商談会)が8日、福建省アモイで開幕した。世界中100余カ国と地域からビジネスマン5万人が今回の盛会に参加し、「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の戦略的協力、自由貿易試験区の建設および国際投資協力といったテーマをめぐって対話・交流を展開する。
今回のアモイ商談会は数年来の中国の国際投資貿易商談会を基礎として継続的に打ち出されたグローバルな投資促進イベントで、双方向での投資促進や国際資本とプロジェクトの融合を目的とした投資の盛会であり、世界最大規模の国際投資促進会議の一つだ。
バーレーン経済開発委員会(「EDB」)のCEO、Khalid Al Rumaihi氏は、次のような見方を示している。バーレーンは古代シルクロードと当面の「一带一路」戦略の中で重要な位置を占めている。主賓国の身分でアモイの投資貿易商談会に出席した初の中東の国として、バーレーンは今回の盛会で中東市場の発展の見通しやビジネスチャンスを全面的に示し、中国企業により多くの協力・交流のチャンスを提供してゆく。
国連工業開発機関(UNIDO)の総幹事、李勇氏は、次のように述べている。「一带一路」は中国経済発展の新たな転換点であることを示すと同時に、沿道の各関連経済体との間の繋がりもより緊密にさせている。これらの経済体間において、陸路で通過するのであれ、海路で通過するのであれ、相互連絡を行っていることは、疑いなくすべての参加国の長期的な繁栄と経済成長のために欠かせない基盤を与えているといえる。
「インターネットプラス」時代の生産能力や国際協力も今回のアモイ商談会で討論される注目点となっている。アリババの馬雲氏はアモイ商談会の基調フォーラムで、インターネットは世界中の発展途上国や中小企業、若い人にとってのチャンスだ。これまでの20年はグローバル化が大企業の世界進出を支援したが、今後の30年はインターネットを利用することで小企業の世界進出を支援するべきだとの見方を示した。
(新華網日本語)
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