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述評:中韓自由貿易協定から中国の全方位的な対外開放の新しい構図を見る
jp.xinhuanet.com | 発表時間 16:53:37 | 新華網日本語 | 編集: 吴寒冰

 【新華社北京6月2日】注目を引く中韓自由貿易協定は6月1日に正式に調印された。これは我が国がこれまでに対外と調印した議題のカバー範囲が最も広く、触れた国別貿易額が最多の自由貿易協定であり、中国と韓国の双方にとって互利互恵、ウィンウィンの協定であり、「利益が大体均衡で、全面的で、高水準である」の目標を実現した。

 2012年5月に中韓が自由貿易交渉をスタートさせたところから、2014年11月に両国の元首が北京で実質的な交渉終了を共に宣言したところまで、更には2015年2月に双方が中韓の自由貿易協定(FTA)の全文書の仮調印を完成させたところまで、中韓の自由貿易協定はついに決着がついた。

 協定によると、開放レベルの面で、双方の貨物貿易の自由化率は共に税目の90%、貿易額の85%を上回っている。協定範囲には貨物貿易、サービス貿易、投資と規則など計17分野をカバーし、電子商取引、競争政策、政府調達、環境などの「21世紀の経済・貿易の議題」が含まれている。同時に、双方は協定をサインして発効後にネガティブリスト方式でサービス貿易をめぐる交渉を展開し続け、また参入前に国民待遇とネガティブリスト方式に基づいて投資交渉を行うことで承諾している。

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