【新華社北京6月5日】国務院の李克強総理は6月4日、国務院常務会議を主宰して開催し、大型客船「東方之星」号の転覆沈没事故の救助、応急処置状況及び次段階の作業計画に関する報告を聴取した。会議で、大衆による起業、民衆によるイノベーションの政策措置を大いに推進し、企業に活力を与え、発展の新天地を開拓することを確定した。社会の医療事業の健全な発展を促進するよう計画し、群衆の多様化と健全なニーズに応える。法人とその他の組織の統一された社会信用コード制度を導入し、社会の運用効率と信用を高めることを決定する。
会議ではまた、次の内容が指摘された。大型客船「東方之星」号の転覆沈没事故が発生した後、党中央、国務院の計画に基づき、関係地方、部門及び人民解放軍、武装警察部隊が迅速に行動し、一分一秒を争って被害者を救出した。国務院は救助・処置作業チームを設置し、現場での指揮を展開し、被害者の救出、負傷者への手当て、善後処置などの作業を適時かつ精力的に秩序正しく推進した。次段階においても、中央政治局常務委員会会議の精神及び国務院の重点要求事項に照らして、引き続き人命救助を最優先し、少しでも希望がある限り放棄しない。負傷者の治療に尽力し、家族への配慮と善後処置などの作業に忍耐強く取り組み、細心の注意を払い、関係地方及び部門は誠意を込めて周到に作業を行う。国務院事件調査チームは船舶の構造、航行の安全性、気象・水流状況などの方面の専門家を召集し、事実関係をふまえて事故原因を究明し、情報を正確に公表し、適時、公開、透明を保証する。高度な責任ある精神で、安全生産管理を全面的に強化する。
(新華網日本語)
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