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チベット電力網が区外に初めて送電、クリーンエネルギーの開発に助力
jp.xinhuanet.com | 発表時間 09:16:44 | | 編集: 谢艳

   【新華社ラサ6月4日】チベット電力はこのほど、青海省への送電に初めて成功したと発表した。区外への送電最大電力は10キロワット、1日の送電量は181キロワット時に上る。チベット電力による送電は、チベットのクリーンエネルギーが西北地域の電力供給の地域バランスと全国のエネルギー構造の改善と調整に参与し始めたことを表している。

   チベットの年平均水資源量は4,482億立方メートルに上る。ウォーターエネルギー資源の理論上の埋蔵量は2億1千万キロワットで全国の29%を占め、開発可能量は1億4千万キロワットで全国の約24.5%を占め、いずれも全国で首位となっている。チベットはまた、中国の重要な戦略的資源貯蔵基地であり、西電東送の重要なエネルギー接続基地でもある。

   夏に入り、チベットの日差しがさらに強くなり、且つ中部地域の降水量が大幅に増加し、これに伴い水力発電量と太陽光発電量が増加している。チベットの水力発電と太陽光発電を採用するにあたり、国網チベット電力は水力と太陽光以外の発電量を減少させるため、区外の電力消費市場を積極的に開発している。

   国網チベット電力有限公司の責任者は次のように説明した。国網の支持とチベット自治区政府の協調のもとで、国網西北支部はチベットの水力発電を優先的に消費する電力網方式システムを確立した。2015年夏の増水期に、チベット・中国電力網で青海省に送電する最大電力量は30万キロワット、年間送電量は約3億6千万キロワットに達する見通しだ。

 

(新華網日本語)  

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