中国の中央銀行である中国人民銀行は2日、「大口預金管理暫定方法」を発表し、同日から実施するととともに、近日中にその実施細則を制定・発表するとしました。これにより、預金金利自由化実現へのカウントダウンが始まったと分析されています。
中国人民銀行の責任者は2日、大口預金を導入する理由について、「ここ数年、金利自由化改革の推進に伴って、預金以外の金利統制はすべて緩和された。金融機関が自主的に設定できる預金金利の上限も1.5倍まで引き上げられ、金融機構の自主的な決定力も大きく向上した。大口預金を導入する条件はそろった」と分析しました。
「大口預金管理暫定方法」によりますと、大口預金は譲渡、中途解約、払い戻しができる他、抵当にすることもできるということです。
(中国国際放送局)
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