米経済誌「フォーブス」はこのほど、2015年版「世界で最も影響力のある女性ランキング」を発表した。1位にはドイツのメルケル首相、2位には米国のヒラリー・クリントン前国務長官、3位にはビル・ゲイツ夫人のメリンダ・ゲイツ氏が選ばれた。中国ではアリババ(阿里巴巴)最高人材活用責任者(CPO)の彭蕾氏が最高位の33位だった。「京華時報」が先月31日伝えた。
このランキングは世界の重要国の元首、花形の企業家や最高経営責任者(CEO)、有名人、富豪の社会活動家や慈善事業家などを対象として、毎年1回発表されるもので、各人の保有する資産、メディアへの露出度、影響力の及ぶ範囲や強弱などに基づいて順位を決定する。フォーブスによると、ランク入りした女性のうち富豪は15人で、その資産を合計すると750億ドル(約9兆3082億円)に達する。また上位100人のソーシャルメディアのフォロワー数は4億7500万人に迫るという。
フォーブスは、政界で最も影響力ある女性にメルケル首相を、慈善事業界で最も影響力ある女性にメリンダ・ゲイツ氏を、ビジネス界で最も影響力ある女性にゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラCEOを、科学技術界で最も影響力ある女性にフェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)をそれぞれ選んだ。
(人民網日本語版)
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