中国と英国の相互理解を促す組織「英中理解協会」の成立50周年を祝う記念イベントが5月30日ロンドンで行われました。イベントに出席したイギリス駐在の劉暁明中国大使は席上「中英両国の長期的かつ安定した全面的戦略パートナーシップの確立には理解が基盤となり、前提となる。理解を深めてこそ相互信頼を深められ、相互信頼を深めてこそ協力を強められる」と強調しました。
この中で劉大使は「今日の中国に対する西側諸国の理解は極めて少ない。古い誤解と偏見は少なくなったが、新しい誤解と偏見が生まれている。西側諸国の一部の人はいつも色眼鏡で中国をみており、中国の平和発展の道、中国経済の転換とグレードアップ、中国の『一帯一路』(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)の提唱に対して『中国脅威論』や『中国崩壊論』など、さまざまな騒音を発している。こうしたことから、中英両国、ひいては中国と西側諸国にとって理解促進は依然として重要な課題だ」と述べました。
(中国国際放送局)
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