2015年5月28日、ジャッキー・チェン(成龍)の娘であるエッタ・ンさんが、香港の週刊誌のインタビューで初めて「父」について語った。新浪が伝えた。
エッタ・ンさんは1999年、ジャッキー・チェンと交際関係にあった女優エレイン・ン(呉綺莉)との間に誕生した。その後、エレイン・ンはシングルマザーとしてエッタさんを育ててきたが、最近では母子間のトラブルや家出騒動が話題になったばかりだ。
エッタさんがこのほど週刊誌のインタビューに応じ、初めて「父」について語った。物心がついた頃から父親はいなかったため、ジャッキーとは確かに血縁関係を持つが、「父」と思ったことはないという。それよりも、これまでずっと父親役も兼任してくれたエレイン・ンのことが「誰よりも大切」だと語った。
「父親の出演作を見たことは?」との問いかけには、ジャッキーについて「知らない人なので批評もできない」とコメント。「自分の人生の中にいない人」と語った。テレビや映画に出ているジャッキーは「見ず知らずの人」であり、ジャッキー・チェンという1人の俳優でしかないという。
過去には「ジャッキーの娘」という理由で、学校でいじめられたこともあった。最初は親切に声をかけてきた同級生が、クラスメートを先導してエッタさんをいじめたり、物を隠したり、無視されたりした。登校するのが嫌になった時期もあるが、母親から「強くなれ」と励まされたという。
今年3月には、いきなり学校や社会福利署に保護されて話題になった。家庭での虐待疑惑も浮上したが、エレイン・ンの深酒と情緒不安定さを教師に訴え出たのが本当の理由だった。「軽率だった」と反省しているエッタさんだが、母親を守るための行動だったため、後悔はしていないという。
(新華網日本語)
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