日中刑事法研究会会長で、早稲田大学の山口厚教授はCRIのインタビューに対して、「自らがこの交流会に関わるようになった十数年の間に、基礎的な部分への相互理解からスタートしたものの、現在は同じような問題について、互いに解決策を示し、それぞれの特質を比較検討するようになっている。議論がどんどん高度化していることを実感している」と話しています。また、多くの中国人学者が日本との交流を通して、多くのことを勉強したという感想があることに対して、山口氏は「比較研究を通して相手国と自分の相違点を勉強することで、新たな視点、問題点に気がつく。日本としても、中国の日本と違う部分について理解を深め、日本の刑法学をさらに良くしていく観点から勉強していきたい」と交流の意義を改めて語り、その上で、日本への留学から帰国した若手 中堅の学者が留学で身につけた知見を生かしつつ、今後さらに活躍されることを期待すると話しました。
(中国国際放送局)
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