【新華社ブエノスアイレス12月3日】中国外交部の20カ国・地域(G20)事務特使、国際経済司の王小竜(おう・しょうりゅう)司長は現地時間1日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで習近平(しゅう・きんぺい)国家主席が第13回20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席した際の状況を内外メディアに以下のように説明した。
習近平主席は国際金融危機以降のG20協力の歴史的経験を深く総括し、①開放と協力を堅持し多角的貿易体制を擁護②パートナーシップ精神を堅持しマクロ政策協調を強化③イノベーションによるけん引を堅持し、経済成長の潜在力を発掘④普遍的恩恵とウインウインを堅持し、全世界の包摂的な発展を促進-することを提唱した。また、世界経済を導く鍵は発展の勢いに従い、経済法則を把握し、正しい方向を堅持することにあると強調した。習近平主席のこれらの主張は、世界の発展の大勢と中国自身の実践経験を結びつけ、サミット参加国の指導者から前向きな共感と賛同を得た。
中国はサミット期間中、関連する問題の協議や討論に積極的に参加し、サミットの成功に向け以下の重要な役割を果たした。①多角的貿易体制の擁護と世界貿易機構(WTO)の改革について各国の共通認識の形成を促進した②世界経済の発展方向をけん引する姿勢を示した③グローバルガバナンスの改善のために中国プランを提供した④気候変動に協力して対応する断固たる決意を示した。
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