10日、第1回輸入博メディアセンターで、博覧会のマスコット「進宝」(ジンバオ)と記念撮影をするボランティア。(上海=新華社記者/殷剛)
【新華社上海11月11日】第1回中国国際輸入博覧会(輸入博)は取引・商品調達面で大きな成果を収め、10日閉幕した。年間で計算すると、意向成約額は578億3千万ドル(1ドル=約114円)に達する。10日午後に開かれた輸入博閉幕の記者説明会で明らかになった。
中国国際輸入博覧局の孫成海(そん・せいかい)副局長は説明会で次のように説明した。578億3千万ドルの意向成約額の中で一番多かったのは「ハイエンド・インテリジェント機器」展示ホールの164億6千万ドルで、次に多かったのが「食品・農産品」展示ホールの126億8千万ドル。以下、「自動車」展示ホールが119億9千万ドル、「医療機器・医薬保健」展示ホールが57億6千万ドル、「消費者向け電子製品」展示ホールが43億3千万ドル、「服飾・日用消費品」展示ホールが33億7千万ドル、「サービス貿易」展示ホールが32億4千万ドルだった。また、中国と「一帯一路」沿線諸国の累計意向成約額は47億2千万ドルとなった。
「新しい時代、未来の共有」が博覧会のテーマで、今回の輸入博は計172カ国・地域、国際機関が参加し、3600社余りの企業が出展。40万人を超える国内外のバイヤーが商談・調達に訪れ、総展示面積は30万平方メートルに達した。10日正午までに、来場者は延べ80万人に達した。