21日、横道河子東北虎林園の放し飼いエリアで、雪の上で休むアムールトラ。(ハルビン=新華社記者/王建威)
【新華社ハルビン11月24日】現在、世界最大の東北虎(アムールトラ)人工飼育繁殖基地である中国横道河子(おうどうかし)ネコ科動物飼育繁殖センターの拠点の一つで、黒竜江省牡丹江市海林市(牡丹江市の管轄下にある県級市)に位置する横道河子東北虎林園では、アムールトラが現在「衣替え」の時期を迎えている。同園で飼育されているアムールトラは毎年8月から12月の間に、環境に適応するため毛が生え変わる。「秋冬物」は「春夏物」と比べ毛色が薄い。またこの時期、アムールトラの食事量も徐々に増え、最大で通常の量より約30%多くなる。「脂身を増やし」脂肪を蓄えたアムールトラは越冬の準備に入る。同園には現在400頭余りのアムールトラが飼育されており、うち200頭近くが放し飼いにされている。