【新華社北京10月10日】中国外交部の陸慷(りく・こう)報道官は9日の定例記者会見で、王毅(おう・き)国務委員兼外交部長が8日のポンペオ米国務長官との会見において、中国が米国の内政と選挙に干渉したとする米国指導者の非難に改めて反論したことに関する説明を求められ、次のように述べた。
米国指導者のいわれのない非難に対し、中国は「雲をつかむような話で受け入れられない」との立場を一貫してきた。指摘の通り、王毅国務委員兼外交部長は8日、ポンペオ国務長官と会見した際、中国が公明正大でやましいところは何もないことを強調した。米国が中米間の正常な交流や協力を米国の内政と選挙への干渉と呼ぶことは、まったくこじつけであり、成り立つ話ではない。
何かあればすぐに他国の内政に干渉するのがどこの国なのかを国際社会はとっくに理解している。われわれは米国に対し、中国に対するいわれもない中傷と非難をやめ、他国への内政干渉をやめ、中米関係を損なう言動をやめるよう忠告する。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。