8日、小型無人機から撮影した好地方営林場を走り抜ける自動車。(沁源=新華社記者/陶明)
【新華社沁源10月14日】中国山西省長治市沁源県にある好地方営林場は秋を迎え、一面の黄金色に変わった。四方を見渡すと、山々に囲まれた大地の起伏がどこまでも続き、まるで金の山のようだ。
好地方営林場は1962年に造林を開始、山地でダフリアカラマツの苗を育てる様々な難関を乗り越え、20年で2万9千ムー(約1933ヘクタール)以上のダフリアカラマツの人工林を作り上げた。現在、好地方営林場の森林率は98%以上で「草木が生い茂り、珍しい花々が咲き乱れる」天然の「酸素バー」となっている。
沁源県全体の森林面積は現在220万ムー(約14万6667ヘクタール)、天然の牧草地は120万ムー(8万ヘクタール)で、森林率は56・7%に達し、山西省で最も高い。同県は全国天然林保護重点県で、「アブラマツの里」でもある。