【新華社南寧9月13日】「デジタルシルクロードを共に建設し、デジタル経済を共有する」をテーマとする第3回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)インフォメーション・ハーバー(情報港)・フォーラムが12日、広西チワン族自治区南寧市で始まった。メインフォーラムには、中国や米国、インド、ASEAN諸国の政府高官や企業関係者、ビジネス界のリーダー、専門家、学者など500人余りが出席。参加者らは、関係方面による中国・ASEAN情報港の共同建設で大きな進展があり、今後は建設の質と水準が高まるとの見方を示した。
中国・ASEAN情報港の共同建設は「一帯一路」構想に応え、より緊密な中国・ASEAN運命共同体を建設するための重要な措置となる。現在、情報港の建設は順調にスタートしており、ネットワークの相互接続や相互情報交換、互恵協力を基本的な内容とし、広西チワン族自治区を拠点とする中国とASEANの情報ターミナルが徐々に形成されている。インターネット取引や人的・文化的交流、技術協力の着実な推進が、地域デジタル経済のイノベーションや発展を促している。
インフラの面では、中国はASEANと10本以上の光ケーブルでつながっており、アジア太平洋地域を結ぶ海底光ケーブルのアジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)が運用を開始。中国・ベトナム間や中国・ミャンマー間のクロスボーダー光ケーブルシステムも拡充が完了し、使用が始まっている。技術協力の面では、中国はASEANと技術交流協力メカニズムを構築し、双方向技術移転センターを建設。中国・ASEAN技術標準やASEAN各国に向けた言語翻訳支援などの情報サービスプラットフォームも完成し、技術イノベーションや規格の制定、技術協力などに共同で取り組んでいる。
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