【新華社昆明8月24日】中国の法執行船4隻が先日、中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州関累港を出港し、瀾滄江―メコン川に沿って「ゴールデントライアングル」水域に向かって巡航を開始した。これにより、第73回メコン川合同パトロール法執行活動がスタートした。
雲南省公安国境警備総隊の責任者によると、今回の合同パトロール法執行活動は区間別の巡航と全線巡航を組み合わせた方法を採用し、中国の関累港からラオス、ミャンマー、タイの3カ国が接するメコン川の「ゴールデントライアングル」水域までで合同パトロール法執行活動を実施する。
合同パトロール期間中、中国、ラオス、ミャンマー、タイの4カ国は、中国の法執行船に指揮官を派遣し、共同で任務調整を指揮する。4カ国の法執行部門は、公開捜査、薬物乱用禁止啓発、メコン川流域の治安情勢の交流などの法執行活動を合同で展開する。
合同パトロール艇艦隊は同時に、瀾滄江―メコン川流域で最近、雨量が増え、座礁、擱座、沈没などの船舶事故が頻発していることを受け、民間船舶の座礁などの突発事故の合同捜索救助や合同処理などの救援準備を積極的に行い、メコン川流域の航運の安全を全力で守ることにしている。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事