【新華社ウルムチ8月17日】中国新疆ウイグル自治区阿拉山口税関は14日、阿拉山口口岸(出入境検査場)を経由した中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が6千便を突破し、6031便に達したと発表した。
阿拉山口口岸は新疆ウイグル自治区ボルタラ・モンゴル自治州にある、中国西北地域で最大の陸路口岸で、カザフスタンに隣接している。1990年、国は阿拉山口口岸の設置を承認し、カザフスタンのドルジバ出入国検査場と鉄道で相互接続し、1万キロを上回る2本目のユーラシア・ランドブリッジが開通した。2011年には、国務院が阿拉山口総合保税区の設立を承認。現在、毎年阿拉山口から国外に向かう「中欧班列」は、中国の定期貨物列車総数の約7割を占めている。
阿拉山口税関監督管理科の李宏峰副科長によると、「中欧班列」業務では集中処理が行われ、昼夜交代作業方式が採用され、夜間通関の割合は63%に達しているという。阿拉山口口岸での「中欧班列」の停車時間は従来の平均23時間30分から、今では平均14時間46分に短縮されている。
阿拉山口市口岸管理弁公室によると、今年1~7月、阿拉山口税関が監督管理した「中欧班列」便数は前年同期比32・4%増の1328便、貨物取扱量は同比55・9%増の57万7600トンに達した。年初以来、欧州13カ国、36都市を結ぶ10路線の「中欧班列」の監督管理を実施している。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: