【新華社ミンスク8月13日】「一帯一路」構想が提出5周年を迎える中、中国とベラルーシのシンクタンクの専門家はベラルーシの首都ミンスクでこのほど、両国の「一帯一路」での協力をいかに深め、両国の戦略的協力に新たな原動力を注ぎ込むかをめぐってシンポジウムを行った。
崔啓明・駐ベラルーシ中国大使はあいさつで、両国の「一帯一路」枠組み下での実務協力は両国関係の発展の目玉となっていると指摘、ベラルーシは近年、「一帯一路」共同建設の呼びかけに積極的に応え、自国の経済社会発展戦略と「一帯一路」建設の連動を推進しており、「シルクロード経済ベルト」を支える重要な存在になっていると語った。
ベラルーシ国立科学アカデミーの関係者は、「一帯一路」構想は平和・互恵の発展を通じ、各国の共同繁栄を促すものだとし、ベラルーシはこの構想を高く評価しており、世界で真っ先に「一帯一路」建設の支持・参加を表明した国の一つになったと語った。
中国(深圳)総合開発研究院の樊綱院長は、「一帯一路」協力では、道路や鉄道などのインフラを建設するだけでなく、産業パークでの協力も強める必要があると指摘した。
シンポジウムに参加した専門家らは、「一帯一路」構想の実施以来、中国とベラルーシは協力の潜在力の掘り起こしを進め、顕著な成果を上げたとの見方を示した。両国はすでに、「一帯一路」構想の各分野での建設を促すため、国際運輸、産業投資、金融サービスなど一連の戦略的協力協定を締結。協力の新たな成長分野を育て、経済・貿易・投資での協力を深め、中国・ベラルーシ産業パークの建設を促すことなどで合意している。
中国(深圳)総合開発研究院とベラルーシ国立科学アカデミーが共催したシンポジウムには、両国のシンクタンクから50人以上の専門家が参加した。
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