【新華社上海8月16日】中国スマホ大手の小米集団(シャオミ・グループ)のエコシステム華東エリア本部とシャオミ工業設計研究院が13日、上海市松江区G60科学技術イノベーション回廊に設立された。提携合意に基づき小米集団と上海市松江区政府、上海臨港集団の三者が連携し、臨港松江ハイテク団地に10万平方メートルのシャオミ・エコシステム・産業パークを設立する。
パークは小米・スマート産業分野のエコシステム業務をリソースとし、各種産業の革新的要素を吸収し、相乗効果や規模の効果を発揮して、小米・エコシステムのハイエンド製造リソースを松江区における収集と融合を実現させ、特色あるスマート産業エコシステムと革新的発展のクラスター基地を形成する。
小米の尚進副総裁は「小米そのものはインターネット企業だが、近年は産業エコシステムの革新やスマート製造の配置に取り組み、中国の製造産業の発展レベルと密接に関連している」と述べ、上海を主導的存在とする長江デルタにおいて、モノのインターネット(IoT)時代における発展の機会は非常に大きいとの見方を示した。
松江区の陳宇剣区長は、G60科学技術イノベーション回廊では、2年以上の時間をかけて、松江から上海、嘉興、杭州、さらには長江デルタの9地域に及ぶ「三段跳び」を実現したと語った。小米が拠点を構えたことで、同回廊の建設や長江デルタの一体化した質の高い発展に、新たな原動力が加わることとなる。
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