【新華社リヤド8月7日】今年のメッカ巡礼に参加する中国のイスラム教徒は6日、サウジアラビアのメッカに全員到着し、聖地巡礼に備え準備をしている。
中国巡礼団によると、中国のイスラム教徒約1万2千人は先月20日から今月1日にかけ、昆明、蘭州、銀川、西寧、ウルムチ、北京6空港から相次ぎ出発、全員が無事にサウジアラビアのマディーナ国際空港に到着したという。中国国際航空や南方航空、東方航空が巡礼団の輸送を担当し、13日間でチャーター便34機を提供した。
サウジに到着した巡礼団は、先月25日から今月6日にかけてマディーナからバスでメッカまで移動し、19日から始まる巡礼のため待機している。
中国巡礼団の李革副団長は6日、中国イスラム教徒は巡礼費用を自費で負担しており、全員が出発に先立ち健康診断や予防接種を済ませ、安全面や教務面、健康衛生面での研修も強化されたと述べた。党や行政の支援の下、中国イスラム教協会と地方のイスラム教協会が引率者や教務スタッフ、医療スタッフを派遣し巡礼団を支援した。
サウジ巡礼事務局は、世界各地のイスラム教徒約300万人が今年の巡礼に参加すると見込んでいる。
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