【新華社上海8月7日】中国観光研究院はこのほど、報告を発表した。中国の40余りの主要都市住民と農村住民の余暇の過ごし方に対する最新の大規模調査と長期にわたる系統的研究に基づくもので、それによると近年、中国人の余暇を過ごす「スタイル」は増えているが、余暇の時間は減少しているという。
報告は国際的な慣例に従い、人々の時間を四つの種類に分類している。仕事、家事労働、食事や睡眠に使う個人的なケア、そして上記三つ以外の余暇だ。
報告によると、中国国民の余暇活動はより積極的になっており、「スタイル」が増加しているという。遠距離の観光地や郊外は都市住民の重要な余暇のスポットであり、家、地域コミュニティー、都市近郊での余暇だけでなく、より費用のかかる遠出を選ぶ都市住民がますます増えている。
農村住民も余暇に積極的になってきており、農繁期にはスポーツで体を動かし、農閑期になると観光やショッピングをするのが流行のライフスタイルになりつつある。
報告は同時に、中国人が余暇を過ごす時間が数年前に比べてやや短くなっていると指摘している。2012年の中国の都市・農村住民の余暇時間はそれぞれ1人当たり1774時間、1766時間だったが、2017年には1人当たり1407時間、1441時間に減少している。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: