6日、九江市湖口県のスナメリ協力パトロール隊が巡回の間隙を縫って、鄱陽湖(はようこ)と長江の合流点で船の日よけテントに水をかけ、中の温度を下げている。
【新華社九江8月7日】中国江西省九江市湖口県のスナメリ(小型のイルカ。中国・長江に生息する唯一の水生哺乳類)協力パトロール隊には11人のメンバーがおり、その多くが先祖代々漁業に携わってきた人々だ。メンバーは今では漁はせず、毎日湖を40キロほどパトロールし、漁政局などの部門や水上警察に協力して多数の針を使ったわなやえびかご、「迷魂陣」と呼ばれる大型漁網などの違法な漁具を押収し、鄱陽湖でスナメリの生息状態を観察している。元漁師たちは今では「微笑みの天使」と呼ばれるスナメリの「ボディーガード」になったのだ。(新華社記者/金立旺)