【新華社ジャカルタ8月6日】インドネシアのバリ島にある在デンパサール中国総領事館が6日発表した情報によると、西ヌサトゥンガラ州ロンボク島で5日発生した地震の後、同総領事館では孤立していた中国人37人(香港地区住民8人を含む)とすでに連絡が取れ、一部の中国人観光客の情報をさらに確認する必要があるが、これまでに中国人観光客が死傷したとの情報は入っていないという。
情報によると、すでに連絡が取れた中国人観光客は無事で状況も落ち着いているという。観光客の一部はすでに船で島を無事離れており、孤立した人びとも、まもなく全員が安全な場所へと避難する。
インドネシア国家災害対策庁のストポ報道官は6日午前に発表したメディアへの声明で、ロンボク島で5日に発生したマグニチュード(M)7・0の地震により、これまでに91人が死亡、209人が負傷したほか、数千軒の建物が損壊し、数千人の現地住民が緊急避難を余儀なくされたことを明らかにした。
ロンボク島北西部の複数の島では地震により、1千人以上の観光客が孤立している。同国政府は救援ボートを派遣して避難準備を進めている。
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