【新華社上海8月4日】第16回チャイナ・デジタル・エンタテインメント・エキスポ&カンファレンス(2018ChinaJoy)がこのほど、中国上海市で開幕した。同日開催された2018年チャイナ・デジタル・エンターテインメント・コングレス(CDEC)において、管理部門・国内外企業・メディアの関係者が「健全で新たなエンターテイメントとゲームの新たな価値」について話し合った。
中国国家新聞出版署と上海市人民政府が指導し、上海市新聞出版局と上海市浦東新区人民政府が協賛する同展覧会では、国家新聞出版署の謝東暉司長が「発展理念の転換と中国デジタルコンテンツ産業のハイクオリティな発展の推進」と題した講演を行い、共産党上海市委員会宣伝部の王亜元副部長が式辞を述べた。
謝氏は講演の中で、「現在、中国経済はすでに高速成長の段階から高品質な発展の段階へと転換しており、デジタルコンテンツ産業は発展理念を転換し、イノベーションの正しい道を歩み、高品質な発展の実現を推進しなければならない。産業の属性と役割を正確に認識・把握し、社会主義の核心的価値観を積極的に育成・実践に努めなければ、中国の同産業の発展方向を正確にとらえる事ができないと同時に、企業は果敢にオリジナルのイノベーションと創作を行い、先進技術の応用法を研究しうまく活用できなければ、作品の独創性や技術を絶えず向上させることができない。また、素晴らしい作品を作るという意識をしっかりと確立し、ブランド化の道を邁進しなければ、さらに深い思想、精巧な技術などによる優れたブランド作品を作り出すことができない。そうしてこそ激しい市場競争の中で足場を固め、多くの同業者の中から頭角を現わし、産業の健全で持続的な発展を実現できる」と述べた。
王氏は、同展覧会はすでに、中国のオンラインゲーム産業の最新状況を示す重要な窓口であり、国内外のゲーム業界が意見交換を行い、発展トレンドを話し合う重要な場であり、エンターテイメントの祭典となっていると述べた。
さらに同氏は、国家新聞出版署の支援の下、上海のオンラインゲーム産業は長年2桁成長を維持しており、2017年の売上高は約684億元(1元=約16円)で、全国のオンラインゲーム産業規模の34%近くを占めている。昨年末、上海市は『文化クリエイティブ産業のイノベーション発展加速に関する若干の意見』で、上海の同産業の発展をめぐり、全面的で将来を見据えた配置を発表した。今後は上海の『世界のeスポーツの都』建設を加速させ、上海に世界のアニメ・ゲームオリジナルセンターを建設していくと話した。
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