【新華社広州8月3日】中国広東省の拱北通関所は1日、珠海初の輸入肉類指定通関所のコールドチェーンの検査と貯蔵を一体化した設備が正式に使用を開始したと発表した。
これまで、珠海湾仔通関所が珠海市で唯一の輸入肉類指定通関所だった。しかし、設置されたコールドチェーン検疫設備が老朽化し、輸入肉類の検査・検疫や貯蔵のニーズを満たすことができず、珠海検査場における輸入肉類の貿易を大きく制限してきた。
拱北税関食品安全監督管理部門の責任者は、コールドチェーンの検疫と貯蔵を一体化した検査・検疫施設が使用開始されると、珠海とマカオ地区、珠海と香港地区間での肉類やチルド製品の一時貯蔵や中継貿易をさらに拡大するため、インフラ面での保障を提供することができると語った。
「強みによる相互補完、互恵・ウィンウィン、共同発展」を理念とし、拱北税関は今年に入ってから積極的に広州・香港・マカオの検査・検疫における協力や交流を行ってきた。そのうち、輸入肉類の指定通関所管理業務のさらなる規格化を進めるために輸入肉類がもたらす可能性のある食品の安全リスクや疫病発生リスクを科学的かつ効果的に抑えることは、その重点業務の一つとなっている。
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